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タモキシフェンで子宮筋腫が大きくなる可能性、子宮内膜症も悪化

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48歳女性です。
2年三ヶ月前、左乳癌ステージTと診断されました。

浸潤性乳管癌で1.2センチと0.5センチの癌が2個あり、リンパ節転移はありませんでした。
生検の結果、ホルモン感受性は強陽性、HER2は陰性でルミナールA型でした。
温存手術と放射線治療を行い、タモキシフェンによるホルモン治療を行っています。

最近主治医から「タモキシフェンは婦人科系に影響がでることがあるので念のため健診を受けてください」と勧められ受けました。
その結果、5センチの子宮筋腫がみつかり、ホルモン剤を生理を止める注射の薬に変更すると言われました。
変えたほうがいいのでしょうか?

乳癌ホルモン治療中の子宮筋腫の治療

タモキシフェンは、ある臓器には女性ホルモンと同じような働きをして、股ある臓器に対しては女性ホルモンと反対の働きをする薬です。
骨と子宮にあ女性ホルモンと同じような働きをしますので、骨は丈夫になります。
子宮に関しては内膜が分厚くなってきますし、筋腫があれば大きくなる可能性があります。

子宮内膜症の人も症状が悪化することがあります。
筋腫が大きくなったのはホルモン治療とは無関係かもしれませんが、今後も筋腫が大きくなるようだったら手術して摘出するか、注射の薬を追加して様子を見るか、筋腫に対して何か治療が必要と考えます。
婦人科の先生と相談して決めてください。
生理を止める注射の薬は筋腫にも乳癌にも有効と考えられています。

タモキシフェンは続けてもいい

閉経前の人の再発予防のためのホルモン治療はタモキシフェン単独かタモキシフェンと注射の併用が選択肢として示されています。
あくまでもタモキシフェンが治療の中心です。
筋腫への対応をしつつすぐには止めずに続けて飲んでほしいと思います。

平成28年2月23日の産経新聞生活欄の癌電話相談より。