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ルミナールタイプの判断基準、抗がん剤治療はしたほうがいい?

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34歳女性です。
乳がんステージUaで右乳房の全摘手術を受けました。
浸潤性乳管癌で、大きさは2.3センチ、グレードT、ホルモン受容体は強陽性、HER2は陰性、Ki67は20%でした。
脈管浸潤は若干陽性、センチネルリンパ節生検は微小転移に満たない転移があるが陰性と言われ、ホルモン治療に入りました。
私の癌はリスクが高いのでしょうか?

回答 ルミナールタイプの判断基準

あなたの癌はホルモンが陽性なのでルミナールタイプと言われるものです。
ルミナールタイプはおとなしいルミナールAと増殖の激しいルミナールBに分けられます。

ホルモン受容体は強陽性で、ホルモンによく反応するルミナールAタイプの特徴を持っています。
悪性度を示すグレードTはおとなしい癌を意味して、これもルミナールAの可能性が高いと考えられます。

ルミナールAかBかの判断基準の重要なものに増殖マーカーKi67があります。
当初、14%を境に分ける考えもありましたが、計測のたびに数値が多少変動するため、10%以下はおとなしいAタイプ、 30%以上は増殖が激しいBタイプというように大きく分類して考えたほうがよさそうです。
あなたのタイプはホルモン強陽性でA、グレードはTでA、ただしki67は20%でAとは言い難いので、総合的にはルミナールAに近い比較的低リスクの癌が考えられます。

質問 抗がん剤治療はしたほうがいい?

再発率を下げるために、抗がん剤治療を受けたいのですが。

回答 使わない選択肢も

再発のリスクは閉経前でリンパ節に微小転移に満たない転移があり、大きさが2センチ以上で、脈管浸潤がありますので、抗がん剤を考慮してもいいリスクではあります。
そうはいってもルミナールAに近いタイプなので抗がん剤を使わない選択肢もあります。
抗がん剤は癌だけでなく、元気な細胞も痛めつけます。
よく考えて後悔しないように決めてください。

平成26年12月9日産経新聞、癌電話相談より。
回答には癌研有明病院の岩瀬先生、乳腺科部長があたりました。