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乳癌の病状説明、ホルモン剤が効かない、服用を止めた場合

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乳癌はタイプが違うと癌の性格が違い、ホルモン治療も異なります。
そのタイプはERとHER2というたんぱく質が陽性か陰性かで4つに分かれ、 さらにER陽性乳癌はホルモン治療がよく効き、抗がん剤があまり効かないルミナールA、抗がん剤が効くルミナールBとに分かれます。

乳癌ホルモン治療の現在

ER陽性乳癌はエストロゲンという女性ホルモンの作用で増殖するので、 1つはタモキシフェンなどの抗エストロゲン剤でこの働きを止める方法、もう1つは、エストロゲンの分泌を抑える方法ですが、閉経前か後かで使用する薬が異なります。
閉経間の場合、LH-RHアゴニスト製剤で卵巣から分泌されるエストロゲンを抑制し、閉経状態にします。
一方閉経後は、副腎から出る男性ホルモンが、脂肪組織にあるアロマターゼ酵素でエストロゲンに変換されるため、癌が増殖します。

閉経後の肥満の方が癌になりやすいのは、このアロマターゼ酵素の活性が高いからです。
よって閉経後の方にはアロマターゼ阻害薬でエストロゲンの分泌を抑えます。

ホルモン治療を5年ほど行うと、再発は4割、死亡は3割程度減るということが研究データで示されています。
ただ、ER陽性乳癌には問題点もあります。
乳癌は通常5年以内に再発し、それを過ぎると再発率は減っていきますが、ER陽性乳癌は5年以降も再発率が高く、いかに再発を減らすかが大きな課題です。

ホルモン剤が効かない、服用を止めた場合

ホルモン剤がきかないのでは、全く効果がない場合と最初は効いていたのに途中から耐性ができて効かなくなる両方のケースが含まれ、5年以降で途中で薬を止めると再発しやすいことがわかってきました。

臨床試験の結果、手術後にタモフェキシンを5年間飲み、この時点で閉経している場合、さらに5年間アロマターゼ阻害薬を、閉経前ならさらに5年間タモキシフェンを継続して飲むと、いずれも最初の5年間で服用を止めた場合に比べ、再発が明らかに減ることが証明されています。

ホルモン剤の効き方は人によって違います。
タモキシフェンを飲んで、副作用であるのぼせや発汗などのホットフラッシュや、 関節症が出た人と、全くでなかった人の再発率を比べると、両方出た人の方が明らかに再発が少ない。
これはタモキシフェンが体内の酵素でエンドキシゲンという物質に変換され、 この作用がホットフラッシュと結びついているからです。乳癌のエストロゲンを抑制する作用は、タモキシフェンを直接飲むよりエンドキシフェンの法が強く、ホットフラッシュが強く出たということは、言い換えればホルモン剤がよく効いていることになります。
ホットフラッシュは、更年期障害の一種でもありますが、劇的に効く特効薬はなりので有る程度起こるものだと認識し、うまく付き合っていくことが大事だと思います。

ホットフラッシュとは

女性ホルモンのエストロゲン減少による自律神経の乱れが原因で、肩こり、疲れやすい、頭痛、のぼせ、ほてり、発汗、腹痛、腰痛、不眠、イライラ、動悸、息切れ、うつ状態、不安感、めまいなど様々な症状があり、重大な病気が隠れている場合もあります。
女性ホルモンの減少は、血管の収縮を伴い、頭痛などの血管収縮による様々な場所の痛みや、動悸、息切れの狭心症になることもあります。
実際の病状説明のようで、現在の乳癌の治療についての病気。病状説明がわかりやすいです。

乳癌セミナーの乳癌のホルモン療法、うまく長く付き合いましょう、兵庫医科大学病院・乳腺・内分泌外科教授、三好康雄先生。