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卵巣のう腫で片方の卵巣と卵管摘出、妊娠能力を測るホルモン値

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ホルモン値を治療の指標に。
埼玉県の女性35歳は約6年前、下腹部に痛みを感じるようになった。
不正出血もあり、近くの病院で検査を受けたら、右の卵巣内に液体などが溜まる卵巣のう腫が見つかった。

24歳のときにも左の卵巣にのう腫ができて、卵巣と卵管の摘出手術を受けており、右の卵巣も手術すると妊娠はむずかしいと言われた。
女性は結婚したばかり。

妊娠できなくなる可能性があるなんてとショックを受けた。
手術を避ける方法はないのかと複数の病院を訪ね歩いた。
ある病院で卵巣がんの可能性も指摘され、埼玉医大総合医療センターを受診した。

妊娠能力の指標となる、血中抗ミュラー管ホルモン

精密検査で悪性の可能性は低いとされたが、1〜2センチの卵巣のう腫ができていた。
また、卵巣の周りや卵管に水がたまっており、20代で受けた手術の影響が考えられるという。
女性は妊娠を機能しており、今後どのように治療を進めるか、判断材料の一つとして血液検査を受けることになった。
卵巣能力の指標となる、血中抗ミュラー管ホルモンを測る為だ。

主治医で、埼玉医大総合医療センター産婦人科准教授の高井先生によると、卵巣から放出されるホルモンは、卵巣内の卵子の数を反映し、数が少ないと値が低くなる。

卵子の老化など、質を表すものではないが、卵巣の能力を示す指標になる。
年齢とともにホルモン値は低くなり、低い女性は早く閉経すると考えられている。
ただし、ホルモン値が低くても質のよい卵子があれば妊娠が可能だ。

ホルモン値は個人差が大きい為、卵巣のう腫の治療と不妊治療の時期などの方針について一概に言えないが、非常に低い場合は、早くから高度な不妊治療を行うなど選択肢がある。

ホルモン値から、まず不妊治療を受けた

この35歳女性の場合、ホルモン値は40代女性の平均の約10分の1と非常に低い状態だった。
幸い、卵巣のう腫は小さく、妊娠を強く望んでいることから、高井先生はまず不妊治療を受けることを提案した。

女性は2回の人工授精、4回の体外受精を受けて妊娠し、昨年長男が生まれた。
1歳になった男の子はとても元気だ。
一方、卵巣のう腫は出産後に消えていた。
女性は不妊治療と聞いて最初は戸惑いましたが、早目に不妊治療を受けて本当に良かったと話す。

このホルモンは5〜6年前ほどから注目され始めた。
測定は保険適用外で、5000円〜10000円ほどかかる。
妊娠のしやすさを示すわけではないが、卵巣のう腫の治療方針などを考える一つの指標として活用して欲しいと訴える。